PhysXの導入
では早速PhysXの開発環境をこしらえましょう。 少し気長な作業になるかもしれません^^;
SDKのダウンロード
SDK(開発キット)を利用するには、nVidiaのPhysxのSDKダウンロードページへ行き、SDKをダウンロードする必要があります。 ダウンロード項目には次のものがあります。
- PhysX ~ SystemSoftware
PhysX本体です。ランタイムのような物でしょう。 - PhysX ~ SDK Core
SDKの中心核となるソフトです。開発者は必ずインストールする必要があります。 - PhysX ~ Tools
Rocket等の様々なツールが入っています。nVidiaのサイトから見つからず。必須ではありません。 - NVIDIA AgPerfMon
詳細不明。必須ではありません。 - PhysX_Game_installer
ゲームのインストーラ用、再配布可能ランタイムパッケージです。必須ではありません。
※一部のファイルは古いバージョンでしか存在しない場合があります。
開発環境の設定
SDKのインストールが終わったら、次にプログラミング環境の設定を行います。私はVisualStudioしか使ったことがないため、VisualStudioで説明します。
ツールメニューからオプションを開き、「プロジェクトおよびソリューション」内にある「VC++ディレクトリ」を選択します。次に、「ディレクトリを表示するプロジェクト」コンボボックスから、「インクルードファイル」を選択します。
下のリストにインクルードディレクトリリストが表示されますので、ここにPhysXライブラリのヘッダーファイルが格納されているディレクトリを追加していくわけです。ここでは、以下のディレクトリを追加します。
- SDKインストールディレクトリ/SDKs/Physics/include
- SDKインストールディレクトリ/SDKs/Foundation/include
- SDKインストールディレクトリ/SDKs/PhysXLoader/include
- SDKインストールディレクトリ/SDKs/Cooking/include
- SDKインストールディレクトリ/SDKs/NxCharacter/include
結構数がありますね^^; まあ、一度設定したら滅多に変えることはないので頑張りましょう。
次に、同じようにして「ディレクトリを表示するプロジェクト」コンボボックスから、「ライブラリファイル」を選択し、リストにPhysXライブラリの格納された以下のディレクトリを追加します。
- SDKインストールディレクトリ/SDKs/lib/win32
これで開発環境の設定は終わりです。
動作テスト
さて、一通り開発環境が終わりましたが、ちゃんと設定できているかをテストしてみましょう。試しに次のプロジェクトをVisualStudioで読み込んで、適当なプロジェクトをコンパイル・実行してみてください。
「SDKインストールディレクトリ/Samples\compiler\vc8win32\Samples.sln」
(SDKのバージョンによって若干異なる場合があります)
ちゃんと実行できれば導入は成功!次のステップへ進みましょう~。